「パンデミック」に関する歴史的出来事
12件の出来事
541-542年
ユスティニアヌスのペスト
541年にエジプトのペルシウムから始まったペストは、穀物輸送船を通じてコンスタンティノープルに到達し、542年に最盛期を迎えた。ピーク時には一日あたり5,000〜10,000人が死亡したとされ、皇帝ユ
東ローマ帝国・コンスタンティノープル
735年〜737年
天平の疫病と社会変動
735年に新羅帰りの遣新羅使一行から北九州で天然痘が発生。大宰府から東進し、737年に畿内で猛威を振るった。朝廷高官の多くが死亡し、全国の人口の25〜35%が失われたと推定される。班田制の基盤が崩壊し
日本・全国
737年
藤原四兄弟の疫病死
天然痘の大流行により、藤原武智麻呂・房前・宇合・麻呂の四兄弟が相次いで病死。朝廷の高官の大半が罹患・死亡し、政治機能が麻痺。全国的に人口の25〜35%が死亡したと推定される。律令制の基盤である班田制に
日本・奈良
1347年〜1351年
黒死病のヨーロッパ上陸
ペスト菌(エルシニア・ペスティス)によるパンデミックがヨーロッパを席巻し、1347年から1351年の間に推定2500万〜5000万人(全人口の30〜60%)が死亡した。腺ペスト(リンパ節の腫脹)と肺ペ
ヨーロッパ全域
1347-1351年
黒死病のヨーロッパ蔓延
1347年10月、クリミア半島のカファ(現フェオドシヤ)からジェノヴァ商船がシチリア島メッシーナに到着し、乗組員の多くがペストに感染していた。ペスト菌(Yersinia pestis)はネズミとノミを
ヨーロッパ全域
1520年頃-
天然痘のアメリカ大陸伝播
1520年、スペイン征服者に随行していたアフリカ人奴隷の一人から天然痘がメキシコのアステカ帝国に持ち込まれた。免疫を持たない先住民の間で爆発的に感染が拡大し、アステカ帝国の最後の皇帝クイトラワクも天然
アメリカ大陸全域
1918-1919年
スペインかぜ(1918年インフルエンザ・パンデミック)
1918年春から1919年にかけて、H1N1型インフルエンザウイルスによるパンデミックが世界を席巻した。3波にわたる流行で、推定5,000万〜1億人が死亡し、世界人口の約3分の1(約5億人)が感染した
世界全域
1981年-
HIV/AIDSパンデミック
1981年6月、アメリカCDCがロサンゼルスのゲイ男性5人のニューモシスチス肺炎を報告し、後にAIDS(後天性免疫不全症候群)と命名された。1983年にリュック・モンタニエらがHIV(ヒト免疫不全ウイ
世界全域(初報告: アメリカ)
1990年代〜現在
HIV/AIDSパンデミック(南部アフリカ)
サブサハラアフリカはHIV/AIDSパンデミックの最大の被害地域であり、世界のHIV陽性者の約70%が集中。南アフリカ、ボツワナ、スワジランド、レソトでは成人の感染率が20-30%に達した時期もあった
南部アフリカ全域
2019年12月-
COVID-19パンデミック
2019年12月に中国・武漢で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症が初めて確認された。2020年1月にWHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言、3月にパンデミックを宣
中国・武漢(発生地)、世界全域
2020年〜2023年
COVID-19パンデミック(日本)
2020年1月に日本国内初のCOVID-19感染者が確認され、以後3年以上にわたりパンデミックが続いた。2020年4月に初の緊急事態宣言が発令され、外出自粛・休業要請が行われた。日本は欧米に比べ死亡率
日本
2020-2022年
COVID-19パンデミック(ヨーロッパ)
2020年初頭にイタリアから欧州全域に拡大したCOVID-19パンデミック。多くの国がロックダウン(都市封鎖)を実施し、経済・社会活動が大幅に制限された。EU域内の国境が一時閉鎖され、シェンゲン体制が
ヨーロッパ全域