概要
林則徐のアヘン没収を口実にイギリスが開戦。イギリス海軍は広東から北上し沿岸都市を次々に攻略。清軍は近代兵器に対抗できず大敗。1842年の南京条約で香港割譲、5港開港、賠償金2100万ドルを受諾。
歴史的背景
イギリスは対中貿易赤字を解消するためインド産アヘンを中国に密輸。清朝内部でアヘン問題への対応をめぐり厳禁論と弛禁論が対立。林則徐が欽差大臣として広東に派遣されアヘンを没収した。
地形・地理的特徴
戦闘は広東の虎門から始まり、イギリス海軍は沿岸を北上して舟山島・寧波を攻略。最終的に長江を遡上して南京に迫った。イギリス海軍の蒸気船は清の帆船水軍を圧倒。
歴史的重要性
中国近代史の起点。「百年の屈辱」の始まり。不平等条約体制の出発点であり、中国の半植民地化への道を開いた。世界史的にはイギリスのアジア覇権を確立した戦争。
参考文献
- 『清史稿』
- 『アヘン戦争』茅海建