概要

メリウェザー・ルイス大尉とウィリアム・クラーク少尉が率いる約45人の「発見隊」がルイジアナ領土と太平洋岸を探検。1804年5月にセントルイスを出発し、1805年11月に太平洋に到達、1806年9月に帰還した。往復約12800km。ショショーニ族の女性サカガウィアが通訳・案内として重要な役割を果たした。

歴史的背景

ジェファーソン大統領はルイジアナ購入以前から太平洋への陸路の探索を計画していた。探検の目的は北西航路(太平洋への水路)の探索、領土の科学的調査、先住民との外交関係樹立、毛皮交易の可能性調査であった。北西航路は発見されなかったが、膨大な科学的データが収集された。

地形・地理的特徴

ミズーリ川をセントルイスから上流へ遡り、ロッキー山脈を越えてコロンビア川を下り太平洋に到達。大平原、ロッキー山脈の4000m級の峠、コロンビア川の急流、太平洋岸の温帯雨林と、極めて多様な地形と気候帯を踏破した。

歴史的重要性

アメリカの太平洋への到達を実現し、オレゴン地方への領有主張の根拠となった。約200種の植物・動物の新種を記録し、数十の先住民部族との最初の公式接触を果たした。アメリカのフロンティア精神と西部膨張の象徴的冒険。

参考文献

  • Ambrose, Undaunted Courage
  • Lewis & Clark, Journals