概要

1781年9-10月、ワシントンとフランスのロシャンボー伯爵の連合軍(約17000人)がコーンウォリス将軍のイギリス軍(約8000人)を包囲。フランスのド・グラス提督の艦隊がチェサピーク湾海戦でイギリス艦隊を撃退し海上封鎖を完成させた。10月19日にコーンウォリスが降伏し、事実上アメリカ独立戦争の最後の大規模戦闘となった。

歴史的背景

ワシントンは当初ニューヨークのイギリス軍を攻撃する計画であったが、ド・グラスの艦隊がチェサピーク湾に向かうとの情報を得て、急遽南方のヨークタウンに転進した。ニューヨークからバージニアまでの約700kmの大行軍を敵に気づかれずに成功させた戦略的機動は名将ワシントンの真骨頂。

地形・地理的特徴

チェサピーク湾に面するヨークタウン半島の先端。ヨーク川沿いの小さな港町で、三方を水に囲まれた地形はフランス海軍による海上封鎖を容易にした。コーンウォリスは海上からの撤退・補給を期待していたが、フランス艦隊に阻止された。

歴史的重要性

アメリカ独立戦争の実質的最終決戦。この敗北によりイギリス議会の戦争継続意志が崩壊し、1783年のパリ条約でアメリカの独立が正式に承認された。フランスの軍事支援が独立の実現に決定的であったことを象徴する戦い。

参考文献

  • Ketchum, Victory at Yorktown
  • Fleming, The Perils of Peace