概要

1775年4月19日、イギリス正規軍約700人がコンコードの植民地民兵の武器庫を破壊するために出動。レキシントンで約80人のミニットマン(民兵)と最初の銃撃戦が発生(「世界に響いた一発」)。コンコードではノースブリッジで民兵がイギリス軍を撃退し、帰路のイギリス軍は沿道からのゲリラ攻撃で273人の死傷者を出した。

歴史的背景

ポール・リヴィアらの「真夜中の騎行」がイギリス軍の出動を警告し、民兵が動員された。植民地のミニットマンは普段は農民だが、1分(minute)で武装して出動できる即応民兵であった。トマス・ゲイジ将軍の作戦は秘密裏に計画されたが、植民地側のスパイ網により事前に察知されていた。

地形・地理的特徴

ボストン北西郊外の農村地帯。レキシントンの村の広場とコンコードへの街道が戦場となった。コンコードのノースブリッジと、帰路の曲がりくねった田舎道沿いの石壁や森林が民兵の待ち伏せに利用された。

歴史的重要性

アメリカ独立戦争の最初の武力衝突であり、植民地の武力抵抗の開始を告げた。民兵が正規軍に対抗できることを証明し、戦争への植民地人の参加意欲を高めた。ラルフ・ワルド・エマーソンの詩「コンコード賛歌」で「世界に響いた一発」として永遠に記憶されている。

参考文献

  • Fischer, Paul Revere's Ride
  • Tourtellot, Lexington and Concord