概要
日本最古の水田跡が確認された遺跡。縄文晩期末(約2930年前)の水田跡と炭化米、農具が出土。大陸から伝播した水田稲作技術が北部九州に最初に受容された証拠であり、弥生時代の始まりを示す。
歴史的背景
中国長江流域で発達した水田稲作が、朝鮮半島を経由して北部九州に伝播した。縄文晩期の在来集団と渡来人の接触により技術移転が行われた。
地形・地理的特徴
唐津平野の低湿地帯、唐津湾に近い沖積地に位置。大陸からの渡来ルートである玄界灘に面し、朝鮮半島からの稲作技術の最初の受容地点として地理的に最適であった。
歴史的重要性
日本における水田稲作の開始を実証した画期的発見。従来の弥生時代の開始年代を大幅に遡らせ、縄文から弥生への移行過程の理解を根本的に変えた。
参考文献
- 唐津市教育委員会
- 佐賀県文化財報告書