概要
乾隆帝は60年間在位し、清朝の最盛期を現出。ジュンガル帝国を滅亡させて新疆を征服、チベット・ネパールにも出兵。四庫全書の編纂を命じ、同時に禁書・焚書で思想統制を強化。人口は3億人に達した。
歴史的背景
康熙・雍正の改革の成果を受け継ぎ、帝国は空前の繁栄を享受。しかし晩年は寵臣・和珅の専横と汚職が蔓延し、白蓮教の乱の萌芽が生じた。
地形・地理的特徴
乾隆帝の「十全武功」は新疆・チベット・ビルマ・ネパールなど周辺地域への軍事遠征。清の版図は1300万km²以上に拡大し、現代中国の領域的基盤が形成された。
歴史的重要性
清朝の絶頂であり転換点。乾隆帝の退位後、清は急速に衰退に向かう。新疆・チベットの編入は現代中国の領域問題の起源。マカートニー使節団の拒絶は西洋との対立の伏線。
参考文献
- 『清史稿』高宗紀
- 『十全武功記』