概要
日高地方のアイヌ首長シャクシャインが松前藩の交易独占と不公正な取引に反発して蜂起。全道のアイヌを結集し和人の交易所を襲撃したが、松前藩と東北諸藩の鎮圧軍に敗北。和議の場でシャクシャインは謀殺された。
歴史的背景
松前藩はアイヌとの交易権を独占し、商場知行制のもとで不公正な取引を行っていた。アイヌ部族間の対立を松前藩が利用していたことも蜂起の一因。
地形・地理的特徴
日高地方のシベチャリ(静内)を拠点とするアイヌが全道的な蜂起。太平洋側と日本海側の広範囲で和人の拠点が攻撃された。
歴史的重要性
アイヌの大規模抵抗の最後の事例。以後、松前藩による蝦夷地支配が強化され、アイヌの自治は失われていく。日本の民族問題の原点的事件。
参考文献
- 『津軽一統志』