概要
明の遺臣・鄭成功が2万5千の軍でオランダ東インド会社の拠点・台湾を攻撃。9カ月の包囲の末にゼーランディア城を陥落させ、オランダを駆逐。台湾を反清復明の拠点とした。
歴史的背景
鄭成功は日本人の母(田川マツ)を持つ中日混血で、父・鄭芝龍は明末の海上勢力の首領。清に降った父を見限り、独自に反清運動を展開。南京攻略に失敗後、台湾に転じた。
地形・地理的特徴
台湾南部の台南平野にオランダが築いたゼーランディア城を攻略。台湾海峡は幅約130kmで、明の水軍の伝統を持つ鄭氏は海上機動力に優れていた。
歴史的重要性
ヨーロッパ植民勢力をアジアから駆逐した最初の大規模軍事行動。台湾の漢族開発の本格的開始。鄭氏政権は1683年まで3代存続した後に清に降伏。
参考文献
- 『台湾外記』江日昇
- 『清史稿』