概要
16-17世紀に日本・中国・ポルトガル・オランダの商人が集まる東南アジア有数の国際貿易港として繁栄。日本人町には1,000人以上の日本人が居住し、日本橋(1593年建造とされる)は日本人コミュニティの象徴。絹・陶磁器・香辛料の交易拠点。1999年にユネスコ世界遺産に登録。
歴史的背景
チャンパ王国の旧港を基盤に、広南阮氏政権下で国際貿易港として発展。朱印船貿易で日本との交易が活発化し、角倉了以などの京都の豪商が交易を担った。1635年の日本の鎖国令で日本人町は衰退したが、中国人コミュニティは存続。
地形・地理的特徴
トゥボン川の河口に位置する港町。南シナ海に面しつつ河川による内陸との接続も良好。日本人町・中国人町が川の両岸に形成され、日本橋(来遠橋)が両者を結んだ。
歴史的重要性
近世東アジアの国際交易の実態を伝える貴重な都市遺産。日本町・中国町の建築が良好に保存され、「生きた博物館」として評価される。日越友好の歴史的シンボルとしても重要。
参考文献
- ホイアン旧市街調査報告
- 朱印船貿易史料