概要
九州のキリシタン大名(大友宗麟・大村純忠・有馬晴信)が、イエズス会の勧めで少年4人(伊東マンショ・千々石ミゲル・中浦ジュリアン・原マルティノ)をローマ教皇のもとに派遣。教皇グレゴリウス13世に謁見し、8年後に帰国。
歴史的背景
宣教師ヴァリニャーノが日本人キリシタンの欧州派遣を企画。キリスト教布教の推進と、日本の信仰状況を教皇庁に直接報告することが目的であった。
地形・地理的特徴
長崎港から出航し、マカオ・ゴア・リスボンを経てローマに至る航路。約2年半の船旅で、当時の最長距離の外交使節であった。
歴史的重要性
日本人が初めてヨーロッパを訪問し、西洋文明を直接体験した歴史的出来事。活版印刷機を持ち帰り、天草版と呼ばれる出版物を刊行。しかし帰国時には禁教政策が始まっていた。
参考文献
- デ・サンデ『天正遣欧使節記』