概要
明の医学者・李時珍が27年の歳月をかけて『本草綱目』を完成。1892種の薬物、11,096の処方を収録した世界最大の薬学書。動植物・鉱物を体系的に分類し、従来の本草書の誤りを修正した。
歴史的背景
李時珍は宮廷医官を辞して在野で研究に専念。800以上の文献を参照し、自ら各地を歴遊して薬草の実地調査を行った。
地形・地理的特徴
蘄春は長江中流域の湖北省東部に位置し、豊かな植生を有する。李時珍は各地を歴遊して薬草を採集・調査し、27年をかけて大著を完成させた。
歴史的重要性
東アジア医薬学の集大成。ダーウィンが参考にしたとされ、西洋の生物学・薬学にも影響を与えた。2011年ユネスコ世界の記憶に登録。
参考文献
- 『本草綱目』李時珍
- 『明史』李時珍伝