概要

ペドロ・メネンデス・デ・アビレスが建設したアメリカ合衆国最古の継続的に人が居住する植民地都市。フランスのユグノー植民地(フォート・キャロライン)に対抗して設立された。カスティーリョ・デ・サン・マルコス砦(コキナ貝殻石灰岩製の要塞、1672年建設開始)が現存する。

歴史的背景

スペインはフロリダをカリブ海のスペイン領と大西洋航路の防衛拠点と位置づけた。フランスのユグノーがフロリダに植民地を建設しようとしたことが、スペインの対抗的建設を促した。メネンデスはフランス人入植者を虐殺して拠点を確保した。

地形・地理的特徴

フロリダ半島北東部の大西洋岸、マタンサス入江沿いに位置する。砂州と入江が天然の港を形成し、湿地帯が内陸からの防御を提供。温暖な亜熱帯気候で、メキシコ湾流が近くを通り航行に影響を与えた。

歴史的重要性

現在のアメリカ合衆国領内で最も古い継続的植民都市として歴史的に重要。ジェームズタウン(1607年)やプリマス(1620年)に先立つこと40-55年。スペインの北アメリカ進出の拠点であり、スペイン植民地文化の北限を示す。

参考文献

  • Lyon, The Enterprise of Florida
  • Waterbury, The Oldest City