概要
明代の景徳鎮は世界最大の磁器生産地となり、年間数百万点を生産。ポルトガル・オランダ・スペインの商人が大量に購入し、メキシコ銀・日本銀が対価として中国に流入。マニラのガレオン貿易が環太平洋の銀経済を形成。
歴史的背景
海禁政策の緩和とヨーロッパの大航海時代が結びつき、中国は世界の銀の受け皿となった。銀の流入は一条鞭法の銀納制を支え、商業経済を活性化させた。
地形・地理的特徴
景徳鎮は高嶺山の良質な陶石と豊富な薪用木材を有する丘陵地帯に位置する。昌江の水運で製品を長江に運び、海外に輸出した。
歴史的重要性
16-17世紀のグローバル経済の形成における中国の中心的役割を示す。世界の銀の約半分が中国に流入したとされ、初期グローバリゼーションの原動力となった。
参考文献
- 『天工開物』宋応星
- フリン&ジラルデス『銀の世界史』