概要

永楽帝の命で解縉らが編纂した世界最大の百科事典。全22,937巻、約3億7千万字を収録。経・史・子・集の全分野にわたる中国の知識を網羅的に収録した。原本は現在ほぼ散逸。

歴史的背景

永楽帝は靖難の変による即位の正統性を学術事業で補強しようとした。洪武帝時代の文化弾圧への反動もあり、学者・知識人の支持を獲得する政策でもあった。

地形・地理的特徴

南京・北京の宮廷に2000人以上の学者を集めて編纂作業を実施。帝国の知的資源を総動員した事業。

歴史的重要性

百科全書としては18世紀のフランス百科全書に300年以上先行する世界最大規模の知識集成事業。現存する約400巻は中国学の第一級史料。

参考文献

  • 『明史』芸文志
  • 中国国家図書館