概要
ファーグム王がクメール帝国の支援を受けてラオス人最初の統一王国を建国。クメールの王女と結婚し、上座部仏教とパーバーン仏(ルアンパバーンの名の由来)を持ち帰った。「百万頭の象の国」を意味するラーンサーンは王国の軍事力を象徴する。
歴史的背景
メコン川流域のラオ族(タイ族の一派)諸侯国を統合。クメール帝国の文化的影響の下、上座部仏教と王権が結合した国家を形成。アユタヤ朝やベトナムの黎朝と外交関係を持った。
地形・地理的特徴
メコン川とカーン川の合流点に位置するルアンパバーン。山々に囲まれた盆地で、メコン川の水上交通が唯一の主要交通路。地形的に外部からの大規模侵攻が困難な天然の要塞。
歴史的重要性
現在のラオス人民民主共和国の歴史的起源。1707年にルアンパバーン、ヴィエンチャン、チャンパーサックの三王国に分裂し、以後タイとベトナムの勢力圏に分かれた。ルアンパバーンは1995年にユネスコ世界遺産に登録。
参考文献
- ラオス年代記
- 碑文史料