概要
北宋最大の文人・蘇軾は詩・詞・散文・書画のすべてに秀でた。「赤壁の賦」「水調歌頭」など傑作を残す。唐宋八大家の一人。欧陽脩に見出され文壇の中心となったが、王安石の新法に反対して度々流刑に。
歴史的背景
宋代は科挙の拡充により知識人が大量に輩出され、文学・芸術が空前の繁栄を見せた。蘇軾は詞(歌詞の形式の詩)を芸術的に高め、豪放派の祖となった。
地形・地理的特徴
蘇軾は四川眉山の出身で、科挙合格後に各地の地方官を歴任。新法旧法の党争に巻き込まれ、黄州・恵州・海南島に流刑。各地での体験が文学を深化させた。
歴史的重要性
中国文学史上の最高の才人の一人。詩・詞・散文・書画のいずれでも一流の業績を残した稀有な存在。東坡肉(豚の角煮)の名も蘇軾に由来する。
参考文献
- 『蘇軾全集』
- 『宋史』蘇軾伝