概要

アノーヤター王がビルマ(ミャンマー)を統一し、パガン朝を建国。モン族のタトン王国を征服して上座部仏教と文字文化を導入。以後250年間にパガン平原に約4,000の仏塔・寺院を建設した。アーナンダ寺院は白亜の外観が美しいパガン最大の寺院。

歴史的背景

イラワジ川中流域のビルマ族が台頭し、アノーヤター王の下で初の統一国家を建設。モン族から受容した上座部仏教がパガン朝の国教となり、スリランカとの交流を通じて正統な上座部仏教の確立を目指した。

地形・地理的特徴

イラワジ川中流域の半乾燥地帯。エーヤワディー(イラワジ)川が大きく蛇行する地点に位置し、広大な平原に2,000以上の仏塔・寺院が立ち並ぶ。乾燥した気候が煉瓦建築の保存に適していた。

歴史的重要性

ビルマ初の統一王朝であり、上座部仏教が東南アジア大陸部に広まる起点となった。パガン遺跡群は2019年にユネスコ世界遺産に登録。カンボジアのアンコール、インドネシアのボロブドゥールと並ぶ東南アジア三大仏教遺跡。

参考文献

  • ミャンマー碑文
  • 琉璃宮史