概要

右大臣・菅原道真が藤原時平の讒言により大宰員外帥に左遷された(昌泰の変)。903年に大宰府で失意のうちに没した。死後、都で天変地異が相次いだため怨霊として恐れられ、天満大自在天神として祀られた。学問の神として信仰される。

歴史的背景

宇多天皇に重用された道真は右大臣にまで昇進したが、藤原氏にとって脅威であった。醍醐天皇の即位後、藤原時平が道真を陥れ、無実の罪で左遷させた。

地形・地理的特徴

大宰府は九州統治の拠点であるが、中央政界から遠く離れた左遷先としての性格も持った。道真は配所の大宰府で失意のうちに没した。

歴史的重要性

藤原氏の摂関政治確立への過程を示す事件。道真の怨霊信仰は御霊信仰の代表例。太宰府天満宮・北野天満宮は全国の天満宮の総本宮として学問の神への信仰が続く。

参考文献

  • 『日本紀略』
  • 太宰府天満宮