概要
藤原不比等の娘・光明子が聖武天皇の皇后に立てられた。皇族以外からの皇后就任は史上初の画期的出来事。長屋王の変で反対勢力を排除した後に実現。光明皇后は社会事業(悲田院・施薬院)にも力を入れた。
歴史的背景
藤原四兄弟は父不比等の路線を継承し、妹の光明子を皇后にすることで天皇家との外戚関係を強固にしようとした。長屋王はこれに反対し、排除された。
地形・地理的特徴
平城京の大内裏。皇后の宮は内裏の東方に設けられ、独自の官司(皇后宮職)を持つ一大政治勢力の拠点となった。
歴史的重要性
藤原氏の外戚政治の確立を象徴する画期的事件。以後、藤原氏出身の皇后・中宮が常態化し、平安時代の摂関政治へとつながる。光明皇后の社会事業は古代の福祉政策の先駆。
参考文献
- 『続日本紀』聖武天皇紀