概要

舎人親王らが編纂した日本初の勅撰正史。全30巻と系図1巻からなり、神代から持統天皇まで編年体で記述。中国の正史の形式に倣い漢文で書かれた。養老4年に元正天皇に奏上。六国史の第一として後世の歴史編纂の範となった。

歴史的背景

天武天皇の命による国史編纂事業の一環。古事記が国内向けの神話・歴史書であるのに対し、日本書紀は国際的に通用する漢文体の正史として編纂された。

地形・地理的特徴

平城京の朝廷で、舎人親王を総裁とする編纂チームが作成。中国の正史の体裁に倣い、漢文で書かれた国家の公式歴史書。

歴史的重要性

日本の正史の嚆矢。古代史研究の最重要史料であり、以後の六国史の模範となった。中国・朝鮮の史料も参照しており、東アジア史の中に日本を位置づける視点を持つ。

参考文献

  • 『続日本紀』元正天皇紀