概要
藤原不比等が藤原鎌足創建の山階寺を平城京に移転して建立した藤原氏の氏寺。法相宗の大本山。阿修羅像(国宝)をはじめとする天平彫刻の傑作を多数所蔵。五重塔(国宝)は高さ約50メートルで日本第2位。
歴史的背景
藤原氏は鎌足以来の氏寺を平城京に移し、一族の権威と宗教的紐帯の中心とした。奈良時代を通じて堂塔が次々と建立され、南都七大寺の筆頭格となった。
地形・地理的特徴
平城京東端の春日山麓、猿沢池を見下ろす高台。藤原氏の氏寺として、平城京を見渡す好位置に建立された。五重塔は奈良のランドマークとして親しまれる。
歴史的重要性
藤原氏の権勢を象徴する大寺院。阿修羅像は天平美術の最高傑作として絶大な人気を誇る。中世には大和国の実質的支配者として武力も持った。世界文化遺産。
参考文献
- 興福寺
- 文化庁