概要

ソンツェン・ガンポがチベットを統一し吐蕃帝国を建国。唐の文成公主を娶り仏教を受容。8世紀にはティソン・デツェン王の下で最盛期を迎え、763年には一時長安を占領。唐と長く覇権を争った。

歴史的背景

チベット高原の諸部族を統一したソンツェン・ガンポは、唐・ネパール・インドとの外交を展開。仏教と文字(チベット文字)の導入により中央集権国家を構築した。

地形・地理的特徴

チベット高原は標高4000m以上の高地で、唐軍の進攻を困難にした。吐蕃はヒマラヤ山脈と崑崙山脈に守られた天然の要塞から周辺地域に進出。

歴史的重要性

チベット文明圏の基礎を確立。チベット仏教は後にモンゴル・満州にも伝播し、東アジアの宗教地図に大きな影響。唐の西方進出を阻む最大の勢力であった。

参考文献

  • チベット年代記
  • 『旧唐書』吐蕃伝