概要

日本が約260年間にわたり20回近く派遣した使節団。留学生・留学僧が唐の制度・文化・技術を吸収して持ち帰った。阿倍仲麻呂は玄宗に仕え、鑑真は6度の渡海失敗を経て来日。894年に菅原道真の建議で廃止。

歴史的背景

唐の律令制度・仏教・文学・芸術は東アジア諸国のモデルとなった。日本は大化の改新以降、唐の制度を積極的に導入。新羅・渤海も同様に唐と密接な文化交流を行った。

地形・地理的特徴

長安は人口100万を超える世界最大の国際都市。西市にはペルシア・アラブ商人が集まり、日本・新羅・渤海の留学生が太学で学んだ。東シナ海の渡海は命がけの航海だった。

歴史的重要性

東アジア文化圏(漢字文化圏)の形成を象徴。日本の律令国家、かな文字、仏教文化の基盤はすべて遣唐使を通じた文化輸入に起源を持つ。

参考文献

  • 『旧唐書』日本伝
  • 『続日本紀』