概要
隋末の混乱の中、太原留守の李淵が挙兵し618年に唐を建国。次男の李世民が軍事的に最大の功績を挙げたが、626年に玄武門の変で兄・李建成と弟・李元吉を殺害し皇太子となった。同年即位して太宗に。
歴史的背景
隋の煬帝の暴政により各地で反乱が勃発。李淵は隋の門閥貴族(関隴集団)出身で、突厥と結んで挙兵。李世民は洛陽の王世充、河北の竇建徳を撃破して天下統一を実現した。
地形・地理的特徴
長安は関中盆地の中心に位置し、渭水北岸に広がる大都市。唐の長安城は東西9.7km、南北8.6kmの巨大な方形都城で、世界最大の計画都市であった。
歴史的重要性
約300年続く大唐帝国の始まり。玄武門の変は皇位継承の暴力的解決の先例となったが、太宗は中国史上最高の名君と評され、「貞観の治」を実現した。
参考文献
- 『旧唐書』太宗紀
- 『資治通鑑』