概要

西晋の皇族である八人の王が皇帝位をめぐって争った大規模内乱。賈后の専横に端を発し、趙王倫の簒奪を経て各王が次々に兵を挙げた。15年間の戦乱で華北は荒廃し、異民族の傭兵が力を持つようになった。

歴史的背景

司馬炎は曹氏の教訓から皇族に軍権を持たせたが、恵帝の暗愚と皇后賈后の政治介入が混乱を招いた。各王は異民族を傭兵として利用し、これが後の五胡侵入の伏線に。

地形・地理的特徴

華北平原全域に戦乱が波及。洛陽・長安を含む主要都市が繰り返し攻囲・占領され、農業生産が壊滅的な打撃を受けた。

歴史的重要性

西晋の実質的崩壊を招き、五胡十六国時代への転換点。華北の漢族人口が激減し、江南への大規模移住(衣冠南渡)が始まった。

参考文献

  • 『晋書』列伝
  • 『資治通鑑』