概要
後漢の科学者・張衡が世界初の地震計(候風地動儀)を発明。銅製の壺の外周に8匹の龍を配し、地震波の方向を検知した。また渾天儀(天球儀)を水力で駆動させ、円周率を約3.1622と計算した。
歴史的背景
後漢時代は科学技術が大いに発展した時期。張衡は科学者であると同時に文学者でもあり、「二京賦」で洛陽と長安を描写。官僚として宦官の専横にも抗した。
地形・地理的特徴
洛陽は後漢の首都で、学術・技術の中心地。張衡は太史令(天文台長官)として天文観測と機器開発を行った。
歴史的重要性
世界最古の地震検知装置の発明者。天文学においても当時の世界最高水準の業績。月のクレーター「Zhang Heng」に名を残す。中国科学史の象徴的人物。
参考文献
- 『後漢書』張衡伝
- 中国科学院