概要

弥生時代中期から後期の集落遺跡。木製品・骨角器・金属器など多彩な遺物が極めて良好な状態で出土。特に100体以上の人骨が発見され、殺傷痕のある骨も多数含まれることから「弥生の戦争」の実態を示す。

歴史的背景

弥生時代中後期は各地で集落間の紛争が激化した時代。日本海沿岸の交易拠点として富が集中した同遺跡は、争いの対象となった可能性がある。

地形・地理的特徴

鳥取平野西部、日本海に面した砂丘の背後にある低湿地帯。海上交通の要衝であり、大陸・日本海沿岸の交易拠点として機能した。低湿地のため有機質遺物の保存状態が極めて良好。

歴史的重要性

弥生時代の暴力・戦争の実態を示す貴重な証拠。2000年代のDNA分析により渡来系と在来系の混血過程が明らかになるなど、弥生人の実像解明に貢献。国の史跡。

参考文献

  • 鳥取県埋蔵文化財センター
  • 国立科学博物館