概要

2016年6月23日の国民投票で51.9%対48.1%の僅差でEU離脱が決定。キャメロン首相は辞任し、メイ、ジョンソンと首相が交代する中、3年以上の交渉を経て2020年1月31日に正式離脱。移行期間を経て2020年末に完全離脱した。

歴史的背景

イギリスのEU懐疑主義は1990年代から根強く、移民問題、EU規制への不満、主権回復の主張がUKIP(独立党)のファラージュらにより煽られた。キャメロンは党内対策として国民投票を約束したが、離脱派の勝利は予想外であった。

地形・地理的特徴

ウェストミンスター宮殿の議場がブレグジットをめぐる激しい政治的攻防の舞台となった。イギリス海峡とアイルランド国境が貿易と移動の問題の焦点となった。

歴史的重要性

EU史上初の加盟国離脱であり、ヨーロッパ統合の不可逆性という前提を覆した。ポピュリズムとナショナリズムの世界的潮流の象徴的事例であり、イギリス経済への影響は依然として議論が続いている。北アイルランド議定書の問題は未解決のまま残った。

参考文献

  • ティム・シップマン『オール・アウト・ウォー ブレグジットの完全な物語』