概要
CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のATLAS実験とCMS実験が、ヒッグス粒子(ヒッグス・ボソン)の発見を発表。1964年にピーター・ヒッグスらが予言した素粒子で、他の素粒子に質量を与えるメカニズム(ヒッグス場)の存在を確認した。2013年にヒッグスとアングレールがノーベル物理学賞を受賞。
歴史的背景
素粒子物理学の標準模型の最後の未発見粒子であったヒッグス粒子の探索は、LHCの最重要目標であった。約100カ国から1万人以上の科学者が参加する国際共同研究の成果であり、約100億ドルの費用をかけたLHCの建設が正当化された。
地形・地理的特徴
CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)はジュネーヴ郊外の地下約100mに設置された周長27kmの環状トンネル内にある。スイスとフランスの国境をまたぐ世界最大の科学実験施設。
歴史的重要性
素粒子物理学の標準模型を完成させた歴史的発見であり、宇宙の質量の起源という根本的な問いに答えた。国際科学協力の成功モデルであり、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)を生んだCERNの伝統を継承するものである。
参考文献
- ショーン・キャロル『宇宙の果てのパーティクル ヒッグス粒子の探求』