概要
観測史上3番目に大きい地震がインドネシア・スマトラ島沖で発生し、インド洋全域に巨大津波が押し寄せた。14カ国で約23万人が死亡。最大の被害はインドネシアのアチェ州で約17万人が死亡。国際社会は過去最大規模の人道支援(総額140億ドル以上)を実施した。
歴史的背景
インド・オーストラリアプレートがビルマプレートの下に沈み込む海溝型地震。断層の破壊長さは約1,300kmに及んだ。インド洋には太平洋のような津波警報システムがなく、被害が拡大した。
地形・地理的特徴
スマトラ島北西沖のインド洋プレート境界でマグニチュード9.1の巨大地震が発生。津波は最大高さ30m以上に達し、アチェ州の海岸部を壊滅させた。インド洋全域に津波が到達し、スリランカ、インド、タイ、アフリカ東海岸にまで被害が及んだ。
歴史的重要性
21世紀最大の自然災害の一つ。インド洋津波警報システムの構築を促進。アチェでは30年にわたる独立紛争が津波を機に和平合意に至った(2005年ヘルシンキ和平協定)。国際的な災害対応の枠組みが大きく強化された。
参考文献
- USGS地震記録
- 国連人道支援報告