概要
韓国の金大中大統領と北朝鮮の金正日国防委員長が分断後初の南北首脳会談を実施。6・15南北共同宣言に署名し、統一問題の自主的解決、離散家族再会、経済協力の推進を合意した。金大中はこの功績でノーベル平和賞を受賞。2007年(盧武鉉)、2018年(文在寅)にも首脳会談が実現。
歴史的背景
金大中の「太陽政策」(包容政策)により南北関係が改善。金剛山観光事業(1998年〜)や開城工業団地構想が進められる中での首脳会談実現。しかし後に北朝鮮への秘密送金が発覚し、政治問題化した。
地形・地理的特徴
平壌の順安空港に韓国大統領が着陸するという歴史的瞬間。分断後55年にして南側の国家元首が初めて北朝鮮の地を踏んだ。百花園迎賓館で会談が行われた。
歴史的重要性
朝鮮半島の分断を平和的に克服する試みとして歴史的意義を持つ。しかし南北関係は核問題を中心に悪化と改善を繰り返しており、2018年の板門店会談後も実質的進展は限定的。統一問題は朝鮮半島の最大の課題として残る。
参考文献
- 6・15共同宣言
- 韓国外交史料