概要

北朝鮮は1993年にNPT脱退を宣言して以降、核開発を推進。2006年に初の核実験を実施し、以後6回の核実験を行った。ICBMの開発も進め、米本土を射程に収める能力を主張。6カ国協議は2009年以降中断し、国際社会の制裁にもかかわらず核・ミサイル開発を継続している。

歴史的背景

冷戦終結後、ソ連の支援を失った北朝鮮は体制存続のために核武装を追求。金正日・金正恩の下で「核・経済並進路線」を掲げ、核保有を国家的最優先事項とした。

地形・地理的特徴

寧辺の核施設は平壌の北約90kmの山間部に位置。谷間に隠された施設は衛星からの監視が困難で、地下施設の建設に適した花崗岩の地盤を利用している。豊渓里の核実験場は北東部の山岳地帯の地下トンネル内に設置された。

歴史的重要性

東アジアの安全保障を最も脅かす問題。朝鮮半島の非核化は未達成のまま、北朝鮮の核保有は事実上の現実となっている。6カ国協議、米朝首脳会談(2018年シンガポール、2019年ハノイ)など外交努力も成果は限定的。

参考文献

  • IAEA報告
  • 国連安保理決議