概要
フォデイ・サンコー率いるRUF(革命統一戦線)がリベリアのチャールズ・テイラーの支援を受けて蜂起。ダイヤモンド鉱山の支配をめぐる争いが戦争を長期化させた。RUFは住民の手首切断という残虐な手法で恐怖支配を行い、約5万人が死亡、約2万人が手足を切断された。子供兵の大規模な使用も問題となった。
歴史的背景
独立後の政治腐敗と経済的不平等が社会的不満を蓄積させた。隣国リベリアの内戦の波及とダイヤモンド資源の略奪が戦争の動機であった。冷戦後の国際社会の無関心が介入を遅らせた。
地形・地理的特徴
シエラレオネの熱帯雨林とダイヤモンド鉱床地帯が戦場となった。コノ地区のダイヤモンド鉱山が「ブラッドダイヤモンド」の主要産地。フリータウンの市街地での戦闘は民間人に壊滅的な被害をもたらした。
歴史的重要性
「ブラッドダイヤモンド」(紛争ダイヤモンド)問題を世界に知らしめ、キンバリー・プロセス(ダイヤモンドの原産地証明制度、2003年)の設立につながった。特別法廷によるチャールズ・テイラーの有罪判決は国際刑事司法の前進。
参考文献
- Beah, I., 'A Long Way Gone: Memoirs of a Boy Soldier'
- Campbell, G., 'Blood Diamonds'