概要

マルコス独裁政権に対し、数百万のフィリピン市民がエドゥサ大通りに集結して非暴力の抗議運動を展開。カトリック教会のハイメ・シン枢機卿の呼びかけで軍の離反が拡大し、マルコスは国外逃亡。コラソン・アキノが大統領に就任した。

歴史的背景

マルコスは1965年の大統領就任後、1972年に戒厳令を敷いて独裁体制を確立。反対派指導者ベニグノ・アキノ・ジュニアの暗殺(1983年)が反マルコス運動を加速させた。1986年の不正選挙が市民革命の直接の引き金となった。

地形・地理的特徴

マニラのエドゥサ大通り(エピファニオ・デ・ロス・サントス通り)に数百万の市民が集結。マニラの主要幹線道路が市民の結集の場となり、軍の戦車部隊の前に修道女や市民が立ちはだかった。

歴史的重要性

非暴力の市民革命として世界的に影響を与えた。1989年の東欧革命、韓国の民主化、ミャンマーの民主化運動など、後の民主化運動のモデルとなった。「ピープルパワー」という概念を世界に広めた。

参考文献

  • フィリピン革命記録
  • カトリック教会記録