概要
レフ・ワレサが率いるグダニスク造船所のストライキから、東側ブロック初の独立自主管理労働組合「連帯(ソリダルノシチ)」が誕生。約1,000万人が加入した。1981年12月にヤルゼルスキ将軍が戒厳令を布告し運動を弾圧したが、地下活動として存続。1989年の円卓会議で合法化された。
歴史的背景
ポーランドのカトリック教会の強い影響力、1976年の食料値上げ反対運動の経験、教皇ヨハネ・パウロ2世(ポーランド出身)の1979年訪問が精神的基盤を作った。KOR(労働者防衛委員会)の知識人と労働者の連帯が運動の特徴であった。
地形・地理的特徴
グダニスクのバルト海沿岸のレーニン造船所が「連帯」誕生の地であった。ポーランドの工業都市(シロンスク地方の炭鉱地帯など)がストライキの中心地となった。
歴史的重要性
共産主義体制内部から生まれた最初の独立した大衆組織であり、東欧の民主化革命の先駆けとなった。1989年の半自由選挙での勝利は「ドミノ効果」を引き起こし、東欧革命の連鎖反応の起点となった。ワレサは1990年に大統領に選出された。
参考文献
- ティモシー・ガートン・アッシュ『ポーランド革命 連帯』