概要
1960年に17のアフリカ諸国が独立を達成し、「アフリカの年」と呼ばれた。フランス領西アフリカ・赤道アフリカの旧植民地(セネガル、マリ、コートジボワール、ニジェール、チャド、コンゴ共和国、ガボン等)、ベルギー領コンゴ、英領ナイジェリア、ソマリアが含まれる。国連加盟国が大幅に増加し、第三世界の発言力が高まった。
歴史的背景
ガーナ独立(1957年)以降の脱植民地化の加速、冷戦下の米ソの影響力競争、フランスのド・ゴールの植民地政策転換、そしてアフリカ人知識人の民族主義運動が重なった。
地形・地理的特徴
サハラ以南と北アフリカにまたがる広大な地域で、フランス領西アフリカ・赤道アフリカの各植民地、ベルギー領コンゴ、英領ナイジェリア・ソマリランドなど、異なる植民地体制の下にあった17カ国が一斉に独立を達成した。
歴史的重要性
世界政治の構図を根本的に変えた出来事。国連総会で第三世界の票が多数派を形成し、植民地主義非難決議(1960年12月)が採択された。しかし多くの新独立国が政治的不安定や経済的従属に苦しむことになった。
参考文献
- Birmingham, D., 'The Decolonization of Africa'
- Cooper, F., 'Africa Since 1940'