概要
クワメ・エンクルマの指導のもと、英領ゴールドコーストが「ガーナ」として独立。サブサハラアフリカ初の独立国として世界的な注目を集めた。エンクルマは「アフリカの独立は無意味だ。大陸全体が自由にならない限り」と宣言し、汎アフリカ主義の旗手となった。
歴史的背景
第二次世界大戦後の脱植民地化の潮流の中、エンクルマは1947年に帰国し民族主義運動を組織。1948年のアクラ暴動を契機に自治への道が開かれ、1951年の選挙でエンクルマの人民会議党が圧勝した。
地形・地理的特徴
ギニア湾岸の熱帯地域。アクラは沿岸の低地に位置し、植民地時代に英領ゴールドコーストの首都として整備された。カカオ栽培に適した内陸部の熱帯気候が独立後の経済基盤となった。
歴史的重要性
アフリカの脱植民地化運動の出発点。エンクルマは汎アフリカ主義の理念を掲げ、アフリカ統一機構(OAU)の設立に中心的役割を果たした。ガーナの独立は他のアフリカ諸国の独立運動を鼓舞し、「アフリカの年」(1960年)への道を開いた。
参考文献
- Biney, A., 'The Political and Social Thought of Kwame Nkrumah'
- Gocking, R., 'The History of Ghana'