概要
1955年12月1日、ローザ・パークスがバスで白人に席を譲ることを拒否して逮捕された。これを契機に約4万人のアフリカ系住民が381日間にわたりバスのボイコットを実施。26歳の若き牧師マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが運動の指導者として台頭した。1956年11月に最高裁がバスの人種隔離を違憲と判決し、ボイコットは勝利に終わった。
歴史的背景
ローザ・パークスは偶発的な抗議者ではなく、NAACP活動家としてハイランダー民衆学校で非暴力抵抗の訓練を受けていた。モンゴメリーのアフリカ系コミュニティは組織的に準備を行い、代替交通手段(カープール)を組織して長期のボイコットを持続した。
地形・地理的特徴
アラバマ州モンゴメリーはディープサウスの都市で、人種隔離(ジム・クロウ法)が厳格に施行されていた。市営バス路線が運動の舞台となった。
歴史的重要性
公民権運動の本格的な開始を告げ、非暴力的直接行動の有効性を証明した。キング牧師の全国的知名度を確立し、南部全域での人種隔離撤廃運動に火をつけた。ローザ・パークスは「公民権運動の母」と称される。
参考文献
- Brinkley, Rosa Parks
- Burns, Daybreak of Freedom