概要

国連監視下の総選挙(1948年5月10日)を経て、李承晩を初代大統領とする大韓民国が建国された。9月9日には北朝鮮で金日成を首相とする朝鮮民主主義人民共和国が成立。朝鮮半島の南北分断が国家として固定化された。

歴史的背景

1945年8月15日の日本降伏後、米ソによる38度線での分割占領が行われた。統一政府樹立の交渉は冷戦の激化で頓挫。南では米軍政下で右派勢力が台頭し、済州4・3事件(1948年)など左右対立が激化した。

地形・地理的特徴

中央庁(旧朝鮮総督府庁舎)で建国宣言が行われた。北緯38度線で南北に分断された朝鮮半島の南半分に建国。ソウルは38度線から約40kmと至近距離にあり、安全保障上の脆弱性を抱えていた。

歴史的重要性

現在の大韓民国の起源。しかし分断の固定化は朝鮮戦争(1950年)の伏線となった。韓国憲法は「大韓民国の領土は朝鮮半島とその附属島嶼」と規定し、北朝鮮を国家として承認していない。分断問題は現在も未解決の最重要課題。

参考文献

  • 大韓民国憲法
  • 国連記録