概要
1948年9月から49年1月にかけて遼瀋・淮海・平津の三大戦役が行われ、国民党軍は150万以上の兵力を失った。林彪の東北野戦軍、劉伯承・鄧小平の中原野戦軍が主力。渡江戦役で南京を攻略し、国民党は台湾に撤退。
歴史的背景
日中戦争後、マーシャル調停が失敗し全面内戦に。共産党は土地改革で農民の支持を獲得し、国民党は腐敗とインフレで民心を失った。軍事的にも共産党が優勢に転じた。
地形・地理的特徴
遼瀋戦役は東北の平原、淮海戦役は徐州を中心とする華北平原、平津戦役は北京・天津周辺。いずれも大平原での大規模機動戦で、共産党の人民解放軍が圧倒的勝利を収めた。
歴史的重要性
中国大陸の支配権が共産党に移った決定的戦役。国民党の台湾撤退は台湾海峡問題の起源。現在まで続く「二つの中国」問題の出発点。
参考文献
- 中央軍事委員会档案
- 『国共内戦史』