概要
フランコ将軍率いる国民軍(ファシスト側)と人民戦線政府(共和国側)の内戦。ドイツ・イタリアがフランコを、ソ連が共和国を支援した。国際旅団が共和国側で戦った。ゲルニカ爆撃(1937年)は無差別爆撃の象徴となった。1939年にフランコが勝利し、独裁政権を樹立した。
歴史的背景
第二共和政下での左右対立の先鋭化、農地改革・教会改革への保守層の反発、1936年の人民戦線選挙での左派連合の勝利が軍部の反乱を引き起こした。スペインは19世紀以来の自由主義vs保守主義の対立が暴力的に噴出した。
地形・地理的特徴
イベリア半島の中央高原(メセタ)と周辺山脈が戦線を分断した。マドリードの防衛、エブロ川の渡河戦、バスク地方の山岳戦など、多様な地形での戦闘が展開された。
歴史的重要性
第二次世界大戦の「予行演習」として、ドイツの電撃戦術と都市爆撃が試された。ヘミングウェイ、オーウェル、マルロー、カパなど多くの知識人・芸術家が関与し、ピカソの『ゲルニカ』が反戦芸術の象徴となった。フランコ独裁は1975年まで続いた。
参考文献
- アントニー・ビーヴァー『スペイン内戦 1936-1939年』