概要
東北軍の張学良と西北軍の楊虎城が西安で蒋介石を監禁し、内戦停止と一致抗日を要求。共産党の周恩来が調停に入り、蒋介石は第二次国共合作に同意して釈放された。張学良は蒋介石に従い南京に戻り以後半世紀軟禁された。
歴史的背景
日本の中国侵略が拡大する中、蒋介石は「先安内後攘外」(まず国内を安定させてから外敵を攘う)方針で共産党掃討を優先。しかし東北出身の張学良は日本への抵抗を求めた。
地形・地理的特徴
西安は関中平野の中心で、蒋介石は共産党の根拠地である延安に近い西安に「剿共」の司令部を置いた。東北軍は故郷を日本に占領された兵士が主体で抗日感情が強かった。
歴史的重要性
第二次国共合作の直接的契機。日中戦争における国共共闘の枠組みを成立させた。張学良の「千古の功罪」は中国近現代史の最大の議論の一つ。
参考文献
- 『張学良口述歴史』
- 『西安事変』