概要

蒋介石の第五次囲剿作戦に包囲された中国共産党が瑞金ソビエトを放棄し、約8万6千人で長征を開始。途中の遵義会議(1935年)で毛沢東が指導権を確立。1年以上かけて延安に到達したのは約8千人。

歴史的背景

コミンテルン顧問の指導による陣地戦方針が失敗し、紅軍は第五次囲剿で壊滅の危機に。戦略的撤退としての長征を決断。遵義会議でのボリシェヴィキ派の失脚が毛沢東の台頭を可能にした。

地形・地理的特徴

紅軍は江西省瑞金から出発し、貴州・雲南・四川を経て陝西省延安に到達。雪山(大雪山4000m超)、草地(松潘湿地帯)の過酷な自然環境を踏破。総行程約1万2500km。

歴史的重要性

中国共産党の伝説的叙事詩。極限状態を生き延びた幹部が後の党・軍の中核を形成。毛沢東の指導権確立の転機。延安を新拠点として対日抗戦と革命を推進。

参考文献

  • 『長征——前所未聞的故事』
  • 中共党史