概要

アブドゥルアズィーズ・イブン・サウード(イブン・サウード)は1902年にリヤドを奪還して以来、約30年かけてアラビア半島の大部分を統一し、1932年にサウジアラビア王国を建国した。ワッハーブ派の宗教的正統性とサウード家の軍事力の結合が統一の鍵であった。1938年の石油発見が国家の経済的基盤を確立した。

歴史的背景

第一次サウード王国(18世紀)、第二次サウード王国(19世紀)に続く第三次の国家建設であった。イフワーン(ワッハーブ派戦士団)の軍事力が統一の原動力であったが、後に反乱を起こし鎮圧された。

地形・地理的特徴

リヤドはアラビア半島中央のナジュド高原(標高約600m)に位置するオアシス都市。砂漠に囲まれた内陸の要地で、イブン・サウードはここを拠点にアラビア半島統一を推進した。

歴史的重要性

サウジアラビアは世界最大の石油輸出国としてグローバル経済に決定的影響力を持ち、メッカとメディナの守護者として宗教的権威を有する。石油マネーによるワッハーブ派の世界的普及は国際政治の重要要因。

参考文献

  • The Kingdom (R. Lacey)
  • Saudi Arabia (M. Al-Rasheed)