概要

ゴータマ・シッダールタが菩提樹の下で49日間の瞑想を経て悟り(サンボーディ)を得た場所。苦行を放棄し中道を見出した後、縁起・四聖諦・十二因縁などの根本教理を体得した。マハーボーディ寺院が後に建立され、仏教最高の聖地となった。

歴史的背景

ゴータマは釈迦族の王子として生まれ、29歳で出家。6年間の苦行を経た後、極端な苦行を放棄して中道に至った。スジャーターの乳粥供養を受けた後、菩提樹の下で瞑想に入ったと伝えられる。

地形・地理的特徴

ファルグ川(ニーランジャナー川)沿いの平地。ガンジス川南岸の丘陵地帯との境界付近に位置し、苦行の場であったウルヴェーラーの森の近く。静寂な環境が瞑想に適していた。

歴史的重要性

仏教の根幹をなす「悟り」の場所であり、世界四大聖地の一つ。マハーボーディ寺院は2002年にユネスコ世界遺産に登録。仏教圏全体における最高の巡礼地として、現在も世界中から参拝者が訪れる。

参考文献

  • Bhikkhu Nanamoli, The Life of the Buddha, 1972
  • UNESCO World Heritage, Mahabodhi Temple Complex, 2002