概要
日本が韓国併合条約により大韓帝国を完全に植民地化。朝鮮総督府を設置し、初代総督に寺内正毅が就任。土地調査事業(1910-18年)により多くの農民が土地を失い、憲兵警察による武断統治が敷かれた。朝鮮は36年間の日本統治を受けることになる。
歴史的背景
日露戦争(1904-05年)で勝利した日本は1905年の乙巳条約で韓国を保護国化し、外交権を剥奪。伊藤博文が初代統監となったが、安重根に暗殺された(1909年)。日本はこれを機に完全併合を決断した。
地形・地理的特徴
漢城(京城に改称)は朝鮮総督府が設置され、植民地統治の中枢となった。景福宮の正面に巨大な総督府庁舎が建設され(1926年)、王宮を圧倒する形で植民地支配の象徴となった。
歴史的重要性
朝鮮半島の独立喪失は韓民族に深い傷を残し、現代の日韓関係に最も大きな影響を与える歴史的事件。条約の有効性をめぐる法的議論は現在も続いている。35年間の植民地経験は韓国社会のあらゆる側面に痕跡を残した。
参考文献
- 韓国併合条約
- 朝鮮総督府記録