概要
1902年、日本とイギリスが軍事同盟を締結。ロシアの東アジア進出に対抗するための二国間同盟で、一方が第三国と交戦した場合に他方は中立を保ち、二カ国以上と交戦した場合は参戦する義務を負った。小村寿太郎外相とランズダウン英外相が調印。
歴史的背景
三国干渉(1895年)以来の対露関係の緊張が背景。ロシアの満洲進出と朝鮮半島への圧力に対し、日本は単独での対抗に限界を感じていた。「光栄ある孤立」を放棄したイギリスの初の同盟でもあった。
地形・地理的特徴
ロンドンの外務省で調印。日本にとって初の対等な軍事同盟であり、大英帝国という世界最大の海洋国家と結んだ意義は極めて大きかった。
歴史的重要性
日露戦争における外交的基盤を確保。日本の国際的地位を飛躍的に高め、有色人種の国が白人大国と対等な同盟を結んだ最初の例として世界に衝撃を与えた。1923年に失効。
参考文献
- 『日英同盟』Ian Nish