概要

高宗が国号を「大韓帝国」に改め、皇帝に即位。清の冊封体制からの脱却と自主独立を宣言した。光武改革として近代化政策を推進し、量田事業(近代的土地測量)、学校設立、軍制改革を行ったが、列強の干渉で成果は限定的であった。

歴史的背景

日清戦争で清の宗主権が否定され、ロシア公使館に避難していた高宗が慶雲宮に還宮した後、皇帝を称することで対等な国際的地位を主張した。独立協会の開化派知識人たちが万民共同会を開催し近代化を推進した。

地形・地理的特徴

圜丘壇(現在のウェスティンチョスンホテル付近)で皇帝即位式が行われた。漢陽の都市空間が近代的な帝国の首都へと変貌し始めた時期であり、電灯・電車・電話の導入が進んだ。

歴史的重要性

朝鮮が初めて「帝国」を称した時期。しかし列強の角逐の中で実質的な独立は維持できず、わずか13年で日本に併合された。大韓帝国の「大韓」は現在の大韓民国の国号に継承されている。

参考文献

  • 朝鮮王朝実録
  • 大韓帝国官報