概要

知識人ホセ・リサール(1861-1896年)が小説『ノリ・メ・タンヘレ』で植民地支配を告発し、フィリピンのナショナリズムを覚醒させた。1896年にアンドレス・ボニファシオ率いるカティプナンが武装蜂起。リサールはスペインにより処刑されたが、革命は拡大しエミリオ・アギナルドがフィリピン共和国の独立を宣言(1898年)。

歴史的背景

333年にわたるスペイン植民地支配の下、19世紀後半にマニラの知識人層(イルストラード)がヨーロッパの自由主義思想に触れ、改革運動を開始。リサールの処刑は革命の触媒となった。

地形・地理的特徴

マニラのルネタ公園(現リサール公園)でホセ・リサールが処刑された。カビテ州の平野部がカティプナンの革命軍の活動拠点。マニラ湾を見下ろすイントラムロスがスペイン植民地統治の中枢であった。

歴史的重要性

アジア初の共和国宣言(1898年6月12日)。ホセ・リサールはフィリピンの国民的英雄。しかし米西戦争でアメリカがフィリピンの領有権を獲得し、フィリピン・アメリカ戦争(1899-1902年)が続いた。

参考文献

  • ノリ・メ・タンヘレ
  • カティプナン記録